レポートよ。昇天してください。

 今回はまだ昨日のよりかはいいと思う。でも、与えられた条件無視しまくり。課題は

 講義で扱われたテーマ、概念や理論を材料にして、少子化・子育ての問題、あるいは子どもの教育、親の教育の問題に役が立ちそうなプログラムや解決策の案を作ってください。内容は1、企画趣旨 2、具体的内容 3、期待できる効果 4、参考資料 を含めてください。

とのこと。自分はまず、講義で扱われたテーマ、概念や理論を使ってない。役が立ちそうなプログラムや解決策の案を作ってない。すなわち1~3までのことは全て無視。ただ、少子化問題について語っただけ。ビバgoing my way☆



 まず、最後の講義で挙がった少子化・子育ての問題とその解決法を検討したいと思う。私たち学生の中で多く挙がった意見は今の世の中は子どもを産みにくい、育てにくい環境であるという点で一致していた。発表で挙がったのは、

・市町村の中では産婦人科の医者が一人もいない地域が出来ており、地元で安心して子どもを産むことが出来なくなっている。
・核家族化の進行また地域での関わりが少なくなり、子どもの世話の仕方が分からない。
・子どもを生まない夫婦が増えている。結婚をせず仕事を生きがいとするキャリアウーマンが増えている。

などであった。また、これらの解決策としては政府や地域、企業の子育て支援、経済支援の必要性や地域での子育てネットワークの形成をあげるグループが多く

・仕事と子育てを両立できるようにするため在宅勤務を促進する、企業内に託児所を設ける。
・夜遅くまで預かってくれる保育園を作る
・国や自治体が二子以降の資金援助を行う。
・小さい子どもを持つ親には企業が商品の割引やサービスを行う。
・地域公民館などを通して同年代の子どもを持つ親たちが交流を持つ。

などが挙がった。
しかし、これらのことはすでに実施されていることが多い。たとえば、小さい子どもを持つ親に対してのサービスの提供は様々な地域で行われている。熊本県では地域や社会全体で育児しやすい環境を作ることを狙いにし「子育て応援団」という活動を行っている。この活動では協賛企業が就学前の子どもを持つ親に対して商品の値引き、特別メニューの提供などを行っている。また、オムツ替えコーナーやミルク用のお湯の提供などの環境面でのサービスの拡充も図っている。政府としても1995年から少子化対策に乗り出し、育児休業制度の整備や、病気の子どもの看護休暇制度の普及促進、保育所の充実などの子育て支援や、乳幼児や妊婦への保健サービスの強化を進めてきている。だが、一向に少子化に歯止めがかからないのが現状である。
私たちの意見に対して先生の意見は子どもが生みにくくなったというのは虚構ではないのかというものであった。実際、今の出産は様々な機械がそろった病院の中での出産であり、昔と比べて出産ははるかにし易くなっている。市町村によっては産婦人科の医者がいないというのはただ世論が煽っているだけであり、問題あるとはいえない。現在は本当はとても子どもを産みやすい環境であることをもっと知るべきではないかというものである。
この討論の中で私は出産、子育てのハードとソフトの問題を区別する必要性があると考える。ハードとはつまり実際に出産、子育てをする行為のことであり、ソフトとは出産、子育てをすることに持つイメージのことである。私たち学生の意見は出産、子育てに対するイメージを語っている。逆に先生はハードの面について説明されたように感じた。
出産、子育てのハードの部分においては科学技術の進歩、政府や企業、地域の支援によってとてもそれらが行われやすい環境が整ったとしても、出産適齢期の夫婦が出産、子育てに対するイメージが悪ければそれらをしたいとは思わないだろう。そのため先生のおっしゃるような現在は本当はとても子どもを産みやすい環境であることをもっと社会に知らせるべきであるとする意見が出てくるのであろう。
しかし、現在においては出産、子育てをしやすい、しにくいといった意見の前に結婚しない、子どもは要らないといった考え方があることを見逃してはならない。昔から日本では女は子どもを産むのが一生仕事であるとされてきていた。そのため、たとえ、子を産む環境が劣悪でも子どもを産み育ててきたのである。しかし現在、決して子どもを産むことが女性の唯一の役目だとは考えられていない。独身貴族という言葉が示すように、働き結婚もせず悠々自適苗生活をする女性や、晩婚化の進行により子どもをいらないと考える夫婦も多く存在する。このような女性たちにどれだけ出産、子育てがしやすくなったといっても無駄であろう。2003年に制定された少子化社会対策基本法の前文にあるように、最終的には「結婚や出産は個人の決定に基づく」ものであり、結婚、出産をしない価値観も認められるべきなのである。
これまでの主張はすべて少子化を阻止しようとするものであるが、私は女性の行き方が多様化した現代においては出生率を以前のような高い水準まで引き上げることは困難だと考える。
少子化で問題となることは労働人口の減少による経済の停滞、生活水準の低下が挙げられるであろう。これからは少子化を受け止めこれらの少子化による生じる問題を克服することが必要なのではないだろうか。
 労働人口の減少による経済の停滞は生産性の向上で解決可能ではなかろうか。集約的労働であった第一次産業の衰退と、それに代わる人手がかからない低コストの第二次、第三次産業の進展が進み労働者の生産性は向上している。また、2000年、内閣府は「人口減少下の経済に関する研究会」を催し、女性・高齢者の就職率の上昇および生産性の上昇によって少子化のマイナス面を補い、1人あたりでも社会全体でもGDPを増大させ生活を改善していくことは十分に可能との中間報告と報告している。生活水準の低下においては2004年、政府は年金制度を改正し、持続可能性の向上、多様な価値観への対応、制度への信頼確保を図っている。このように、少子化はそれ自体がが悪なのではなく少子化による問題を解決する必要があるのである。
 しかし、上記の政府の報告で仮定している合計特殊出生率は1.39であり現実にはそれを下回っている。極端な少子化が進めば少子化で生じる問題への対応も出来なくなる。そのため、最後の講義で話し合った少子化を食い止めるも重要である。少子化を阻止しつつ、少子化に対応する施策をとることが少子化問題に対する解決へと繋がるのであろう。
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by iigaiya | 2006-07-31 00:44 | どうでもいいがいや


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